2025/08/16 15:17
忙しさで心がさざ波立つとき、私たちは自然の“記号”に触れて調律を取り戻します。

1. なぜ、塩は「清める」のか —— 伝統が語ること
日本では、神事や暮らしの中で塩が“清め”に用いられてきました。神社祭祀で塩水(塩湯)が用いられること、葬儀後の清め塩の習わし、そして土俵を清める相撲の塩まき。いずれも「境界を整え、非日常から日常へ戻す」「邪なるものを遠ざける」ための振る舞いです。
また、盛り塩は厄除け・魔除け・縁起担ぎとして家々や店舗で受け継がれてきました(形は円錐や三角錐が一般的)。起源は諸説ありますが、塩を置く所作を通して「場を清明に保つ」意図を日々確かめる日本的な作法です。
2. デッドシーソルトが「浄化」に向いている理由
2-1. 死海という特別な海
デッドシー(死海)は塩分濃度が約34%と非常に高く、世界でも稀なマグネシウム優勢のミネラル組成を持つことで知られます。主要イオンは塩化物・臭化物に加え、マグネシウム、ナトリウム、カルシウム、カリウムなど。特にマグネシウムは約46 g/Lと報告され、他海域と比べても独特です。
この高ミネラルな塩は、湯に溶くと“重みのある塩水”となり、身体をやわらかく包み込むような体感をもたらします。
“海の底の静けさ”を一握り。重い塩水は、雑音を静め、意図を沈める器になります。
3. BARAKAのデッドシーソルトを選ぶ理由
BARAKAのジョルダニアン デッドシー ソルトは、ヨルダンの死海・深層から採取した天然100%の海塩。
21種類の天然ミネラルを含み、塩化マグネシウム約43%含有
天然100%・無香料という素の塩は、祈りやアロマなど自分の好きな活用方法に利用できます。
4. こころに効く——浄化入浴の作法
A. 新月・満月の「浄化バス」
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浴槽に38–40℃の湯をはり、BARAKAのデッドシーソルト100gを溶かす。
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両掌で湯をすくい、「いま不要なものを手放します」と小さく宣言。
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5–10分浸かる → 体・髪を洗う → 仕上げに10–15分の半身浴。
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上がる前に深呼吸3回。「感謝」「調和」の二語を胸に。
(分量・温度・時間は製品案内を基準に調整)
B. フットバスで“玄関の心”を整える(帰宅リセット)
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洗面器に温かい湯3–5L、デッドシーソルト大さじ1–2(約30–50g)。
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10–15分、足裏の呼吸に意識を置く。心に溜めた“荷物”を足先へ流すイメージで。
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仕上げに清水をひと掬い。「軽さを受け取ります」で締める。
C. 小皿の「盛り塩」とセットで
入浴で自分を整えたら、玄関や水回りに盛り塩を。
形は円錐・三角錐など、尖りのある形が一般的。月2回(1日・15日など)で取り替える習わしも広く見られます。
※地域・流派で異なるため、無理なく続けられるサイクルで。
5. Q&A
Q1. 食塩でも「浄化」できますか?
A. 可能です。ただ、デッドシーソルトのような高ミネラル塩は体感の“重み”が出やすく、儀式性を高めたい方に好まれます
(死海の高塩分・高マグネシウムは体感として違いを感じていただけると思います)
Q2. 盛り塩はどこに置けばいい?
A. 玄関や人の出入りが多い場所、水回りに置く例が一般的。
尖った円錐・三角錐の形に整える作法も伝わります。自宅の祈りの流儀に合わせて配置してください。
Q3. 相撲の“塩まき”も浄めの一種?
A. はい。土俵を神聖な場とし、取り組み前に清めの塩をまく伝統が続いています。
6. 今日からできる「浄化」チェックリスト
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□ 入浴前に意図のひと言を決める(例:「手放す」「調和する」)
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□ 浴後は流さず上がる
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□ 仕上げに短い感謝瞑想(30秒)
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□ 小皿の盛り塩を整える
. まとめ —— 「海の結晶」で、意図を現実に落とす
塩は古来、境界を整える象徴でした。デッドシーソルトの重みあるミネラルは、その象徴性に手触りを与えます。BARAKAの天然100%塩で、まずは一晩、自分にやさしい儀式を。湯気の向こうで、心が静かに澄んでいくのを感じるでしょう。